chinaT’s blog

『行き詰った‼』大丈夫、きっと。一緒に進もう。

苦手な人との縁

まじめ、真面目、、、

言われると嬉しいようで、どことなく「お堅い人ね」と評価されているようだ。

まじめに育ったのは性格なのか、はたまた両親のおかげなのか。

でも、「お堅い人間」という評価については「柔軟な考えができない」というようなマイナスイメージもあるようなきがする。

 

幼少期から、一緒にいる人を選んではその人が一緒にいてもいいのか、いない方がいいのか評価していた。小学校3年生くらいの時からだ。

一緒に遊んでいると、ちょっといけないことをしているんじゃないかと感じると、その子から離れて、また違う子といるとぎこちなさを感じて離れたり。その子の親を見て、その子をどんなふうにして育てているのかとか。

中学2年頃、その時私を好いていてくれた子が急に態度が急変し私を無視していた。その子の親が、私の家を訪ねてきた。

無視されるようになったのはなぜだと思うか、その子の母親に聞かれた。

正直に話した。自分は間違っていない自信があった。現に、その子が無視するようになった理由をその子の母親から聞いても納得いかなかった。

それでも、その子の母親は私に謝るように言った。悔しくて悔しくて、泣きそうになるのを必死にこらえていた。後から私の母から聞いた話だが、私の母はもっと震えるような怒りを必死にこらえていたという。それでも、謝った。何に対して謝っているのかわからないまま。その後、その子はなんだかそわそわしていた。だろうね。

とにかくその子は、私が男子から告白されたり、テストで私の方が点数が良かったり、そういうのが気に入らない子だった。

私ははっきり言った。

「私たちは合わないから、一緒にいるのをやめよう」

そんな時は自分が悪かったと、手を合わせて必死に謝ってきた。

小さい町に住んでいたので、友達は限られていた。

その子は男子も言うことをきかされるボスだった。

だから、彼女が私を無視すると、みんなが私と遊ぶのを避け、ポツンと浮いたようになった。

「ひとりでも大丈夫」

いつも言い聞かせていた。

一人で居る時に勉強なんかしていたものならエスカレートするし、じゃあ休み時間、体育館へいき仲間に入れてといってバレーボールをしても、私の所へはボールは回ってこなかったし、一体どうすればいいのか途方に暮れることがたくさんありました。

そのころも、自殺企図があった。でも、泣く親の姿を想像するだけで涙があふれ、行き場のない悲しみを抱いたまま、夜寝ついていたことを覚えています。

 

頑張ったってどうにもなりませんでした。

 

でも、唯一の逃げ場、担任の先生と交換日記をしていました。

背が私くらい(153)でも、迫力のある先生で好きでした。

交換日記で気持ちが落ち着くこともありました。だから、先生に相談をした。きっといじめられているんだと。先生は次の年の学級編成で、私とその子、その子の仲間と引き離してくれました。2クラスしかなかったので、同じ部活動でしたし、またなんか省かれているような感覚の時もありましたが・・・。それでも授業中はその子の目など気にしなくてよくなったし、テストを無理やりかばんをあけられて見ようとすることもなくなりました。部活中はその子の姿が見えないとハラハラすることもありましたが・・・

 

強迫観念から逃げることのできない3年間を過ごしました。

卒業してからは、もう友達やめます宣言を私からして、その時も泣いて謝っていましたが、許さないと心に決めました。

毎度テストの点数の言い合いがありましたが、その子に無視されることが面倒で、ずっと低い点数を伝えていた。高校は市内の進学校へ推薦入試を受けることができた。ところが、その子自身、あまり勉強ができる子ではなかったのに、(彼女の両親が先生に頼み込みをしたと聞いています)その子も私と同じ高校へ推薦入試を受けることになった。一緒に合格した。それも許せなかった。通う高校は、同じ中学出身の子が男女含めて何人かいましたが、その事実を知り、(成績が良かったのに推薦をもらうことができなかった子もいたので)彼女はそこからみんなに距離を置かれるようになりました。当然だろう。

私はそれが彼女への罰だと思い、多くの事を忘れることにした。

でも、もっと楽しめたであろう中学生活はもう帰ってこない。

 

私は我慢を強いられるシチュエーションが多い人間として生まれてきたことを恨む。

それもこれも、まじめな私がいけないのでしょう。

我慢強いという言葉も嫌いだ。我慢なんかしたくてしているわけじゃない。

 

本屋で運命に遭遇。

題名から私と同じ心境をうたっている。

 

 

大丈夫じゃないのに大丈夫なふりをした [ クルベウ ]

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感想(25件)

 

この本に出合って、「大丈夫じゃない」という言葉も使いながら生きていこうと決めました。

自分は「苦しい」が言えない。「大丈夫か」ときかれたら何も考えずに「大丈夫です」という癖がある。

決して楽しい話をする本ではないですが、胸につかえていた、誰とも共有することができなかった気持ちをこの本をもって共有することができた。

気軽に「辛い」と言えるひとを見ていると、みんなその人の不幸話を聞きたくて群がるものです。私はそんな人間関係などほしくはない。他人の不幸話なんて、聞いたって嬉しい気持ちになんてなりやしない。

私は簡単に辛いと言う人とも距離を置くようにしている。

 

今、私には、自分の分身であろうかと疑うほど、同じ気持ちを共感できる人が居る。

その人達には、これからも一緒にいてほしいと心から思う。

 

中学の時の「その子

上京してきていることは知っているが、地元の友達からの情報によると、この広い都会

「同じ区内に住んでいるらしい」

悪縁か・・・?

いや、きっと今の私にはその子は私の視界には飛び込んでこないだろう。

 

この子もきっと、大丈夫なふりをしていたかもしれませんね。

 

自分に複雑に絡んだ糸を少しでもほどきたい方は必見かもしれません。

可能性が広がるかもしれません。

読んでいただきたい本を紹介しました。

偉そうにすみませんでしたhahaha

 

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